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言葉は変わる?(1) [趣味]

昨日あたりから”国語力もっとアップ400題”という新書を読んでいます。

ブックオフでみつけた古本ですがなかなか面白いので内容の一部を紹介してみます。

巻末にある”ことばは変わる?”の節からです。

ことばの意味は変わらないのですが、読み方が従来のものから変わりつつある、、、
というか(・・;)、従来の読みとは異なる読み方をしている人が増えつつあるというお話です。

「出生」

(1)しゅっしょう
(2)しゅっせい

(1)と読む人が年齢に比例して増加し55歳以上で過半数、(2)と読む人は10代で84%、以降年齢に比例して低下していき55歳あたりで半数を割り込みます。

このような傾向から近年では、「しゅっしょう」から「しゅっせい」へと読み方が変化しつつあることが分かります。
まさにことばは生き物と言う訳です。しかしあくまでも正式な読み方は”しゅっしょう”なのでお間違えなく!

続いて、花に水をあげる

本来は”あげる”は目下のが目上のに渡す言い方のようですが、上記のように動物や植物にも使用される例がありますね。私も人間以外に使用するのは少々おかしいかなと思いつつも使用しておりますが、、

伝統的には、”あげる” ではなく、”やる” を適用するのですが、こちらも10~40代で70%以上の人が「あげる」を使用しているとのこと。
やはり接する人の年代が言葉の使い方に影響を与えているのでしょうか。

引き続き、「一段落」

(1)ひとだんらく
(2)いちだんらく

伝統的には(2)ですが、40代以下では(1)が多数派のようです。
ちなみに 熟語に”一”を含むで ”いち”と読むのが、一個人、一時期、一大事、一人称、一面識などなど。また、”一” を ”ひと” と読ませる熟語には、一工夫、一苦労、一呼吸、一芝居などがあります。

今日はここまで。また次回(の予定)(笑)



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