弁天台場

幕末期、函館が”箱館と”呼ばれいてた頃、海の向こうからやってくる異国船に対する備えとして
函館湾の北西部に台場が造られていた。



結局この台場は欧米列国との戦ではなく、国内の内乱、いわゆる戊辰戦争で使われることになる。
実に皮肉なものである。

戊辰戦争時、弁天台場には新撰組が立て籠もり、また本城である五稜郭から孤立してしまう。

無茶は承知の上で土方歳三は新撰組隊士を救うべ台場へと向かった。



そんな歴史の舞台は港湾改良工事のため解体されてしまったが、今でもその台場の面影を感じることが出来る場所がある。


興味のある方はぜひ足を運んだいただきたい。その場所が函館にある入船漁港である。

はこだて歴史散歩 (1982年)

• 作者:
• 出版社/メーカー: 北海道新聞社
• 発売日: 1982/05
• メディア: －

タグ：函館 弁天台場 新撰組 土方歳三